「アネロス」と「アナニー」の歴史

アネロスヒリックスシリーズ

アネロスは医療目的で作られた前立腺マッサージ器

全国のアネロスファンのみなさん、こんにちは。
あなたはいつから前立腺マッサージ、アナニーに興味をお持ちになりましたか?
つい数日前に興味を持って、早くもアネロス社の当HPをご覧になっているとしたら、とてもお目が高い!

当HPをご覧になっているお客様の大半は、アナニーライフを充実させるため、そしてアネロス製品で新しい快感を得るためにご覧になっているかと思います。
もしかしたら前立腺マッサージが健康面で効果があることや、医療目的で行われていることをあまり知らない方もいるかもしれません。

本日は前立腺マッサージやアナニーの歴史について少しお話してみようと思います。
前立腺マッサージについて本来の意味を知ることや、歴史について知ってみると、今よりももっとアナニーが好きになるかもしれませんね!

前立腺マッサージと聞くと、肛門から指やアネロス製品を挿入し、直腸の壁から前立腺を刺激し性的快感を得る行為をイメージする方が多いでしょう。
もちろんそれは正解ですが、本来、前立腺マッサージとは前立腺肥大症や前立腺炎といった病気の予防や治療に役立つ行為なのです。

現在、日本人男性ではこれらの病気の発症が急増しています。
前立腺肥大は30歳頃から始まり、50歳あたりから特に増加し、50歳では約30%が、70歳以上になると70%もの割合で肥大が確認されています。

前立腺肥大症は、前立腺が肥大化することにより尿道や膀胱を圧迫し、頻尿、排尿困難、血尿など排尿に関わる様々な症状をもたらす病気です。
加齢以外の要因としては食生活の欧米化による高血圧、高血糖、メタボリック症候群などとも関係しているといわれています。

また、前立腺炎は30~50代の男性に多くみられ、男性の約半数は生涯で一度はかかると言われています。
命にかかわる病気ではありませんが、慢性的で治りにくい特徴があります。
日本では年間60~100万人の患者がいると推定されています。

前立腺炎は、炎症を起こすことによって激しい痛みや不快感、発熱、結石などの症状をもたらす病気です。
細菌などからの感染が要因として挙げられ、疲労やストレスなどでも発症し、長時間のデスクワークや乗り物に座ったままといった会陰部の圧迫も要因の1つとして考えられています。

前立腺マッサージを行う事で体内の血行は良くなり、細胞に酸素を提供しながら老廃物と二酸化炭素は排除されます。
分泌腺内に老廃物が溜まっているとばい菌も繁殖しやすく、尿路結石を作ってしまう場合もありますが、前立腺マッサージはこのような病気の予防にも役立つのです。

そして、前立腺周辺には勃起や射精を促す神経が密集しています。
前立腺マッサージを行い血行が良くなることに加え、前立腺に直接的な刺激を与えることは男性機能を回復させ、勃起力の増強へと繋がるのです。

以上のように、本来は前立腺マッサージとは病気の予防や治療、男性機能の回復のために効果を発揮しているのです。
あなたがこのような効能を知らないで、ただ快感のために前立腺マッサージを行っていたとしても、実は健康面でも良いことをしていたのです。
まさに前立腺マッサージは、快感と健康面で良いことだらけの一石二鳥の行為といえます。

しかし、アネロス製品が開発された当初はドライオーガズムが起こるなんて想定していなかったのです。
それもそのはずです。
開発当初は完全に医療目的として作られた製品なのですから。

アネロスの誕生とドライオーガズムの発見

ここでアネロス製品の誕生の経緯について少しお話しましょう。
アネロス製品の誕生には長い長い年月を要しました。
ジロー・タカシマ博士の並はずれた研究心が無ければ決して誕生することはなかったでしょう。

今から50年以上前も、前立腺炎に悩んでいる方はたくさんいましたが、これといった特効薬などもありませんでした。
当時も前立腺炎の治療には、直接前立腺を指圧して老廃物を排除するのが1番効果的でした。
しかし、そのためには医師に肛門から指を入れられて・・・といった大変恥ずかしい思いをしなくてはなりませんでした。
タカシマ氏はこの苦しみを改善するためにも、自宅で安全に、さらに自分1人でできる前立腺マッサージ器の開発しようと研究に没頭したのです。

そして、30年以上もかけた研究の末、開発されたのが初の前立腺マッサージ器、PRO-STATE(プロステート)が米国で誕生しました。
これは1996年のことです。
PRO-STATE の最初のモデルはPS-2 Fin、PS-3 Fin、Dolphinでした。
こちらが当時のモデルの写真になります。

エネマグラPSシリーズ

左からエネマグラ PS 2-Fin、エネマグラ PS 3-Fin、 エネマグラ Dolphin
※当時の製品名はエネマグラでした。

現在、PS 2-Fin、PS 3-Fin、Dolphinは廃版になっていますが、進化に進化を重ね、PS 2-FinはアネロスMGX、PS 3-Finはアネロスユーホー、Dolphinはアネロスヒリックスへと現在のモデルの基本となり、製品名もアネロスで統一されています。

この初の前立腺マッサージ器、プロステートこそ現在のアネロス製品の原点です。
本来の目的は肛門から挿入し、PC筋、肛門括約筋を鍛え、蠕動運動を誘発することにより前立腺を押圧し、老廃物を排除するというものです。
本来の目的といいますか、この時点ではこれがこの製品の全てでした。

しかし、使用者の中から激しい快感を得たという報告を次から次へと受けることになりました。
これがドライオーガズムの存在の発見と繋がったのです。
まさにこれは革命の瞬間ともいえるでしょう。
体内が温かくなり、かつて体験したこともない激しい快感、それでいて射精を伴わずオーガズムに達するという、未知なる奇跡を発見したのです。

アネロスはオンリーワン

初の前立腺マッサージ器、プロステートがもたらすこの効果はあっという間に注目度を上げ、爆発的な人気となりました。
そして1999年にはプロステートは日本にも上陸し、当然日本でも爆発的な人気商品となりました。

その後も研究を重ね、素材も医療用プラスチック100%で開発されるようになり、体にも優しく安心と安全を追求し、全ての製品がFDAの材質認証を得た製品となりました。
このクオリティーは他の偽造品や模倣品と一線を画しています。
「アネロス以外はただのおもちゃさ!」とはこのような背景があるのです。

プロステートが発売された当時、アバットメント及びハンドルはステンレススチール製でしたが、1999年4月より日本で発売されたPS NEWは、全体が医療用プラスチックに変えられた初のモデルでした。

アネロスPS-NEW

これまたとんでもない人気商品となり、当時はなかなか手に入れられない状況となった程です。
そのため偽造品が多く出回ってしまいました。
現在でもエネマグラという名称の商品があれば、それはアネロス製品とは一切関係がありませんので、ご注意ください。
現在、アネロス社の製品は全てアネロスという名称で統一しています。

『ANEROS』の「AN」は英語のANATOMY(人間工学・解剖学・人体)、「EROS」はラテン語で「愛」、そしてギリシャ神話に出てくる神エロースを意味しています。
この2つを合わせて「AN+EROS」から『ANEROS』という名前が生まれたのです。

アネロスファンの皆さんの要望に応えるべく、改良に改良を重ね、今ではかなりアネロス製品はバリエーションが豊富になりました。
前立腺の健康維持や、病気の予防や治療はもちろんのこと、想像を絶する快感を得ることができるのはアネロスだけです。
アネロスは前立腺マッサージ器のオンリーワンなのです。

アナル文化はこんなにも昔から!?

前立腺でしか味わえないこの快感はいつから行われていたと思いますか?
先ほど、1996年にプロステートが開発された経緯をお話しました。
しかし、もっと遥か以前から肛門を刺激する行為は行われていました。
大昔は前立腺という存在は分かっていなかったのかもしれませんが、肛門を使った行為は確かに行われていました。

江戸時代には普通に男性が肛門でオナニーをしていた事が記録に残っています。
アナルセックスに関しては現在よりも頻繁に行われていたとされています。

この時代は陰間や衆道といわれる男色(男性同士の性愛)の文化が存在していました。
陰間茶屋と呼ばれる男性が男性に行う売春のお店がいくつもあったのです。
戦国時代や江戸時代の武士にとっては「戦場に女性は不要」という考えもありましたが、武士でも性欲はありますので、その対象は男性に向かったなんて説もあります。

また、僧侶が多かったこの時代ですが、女性とのセックスは禁じられていました。
もし女性とのセックスがバレてしまうと厳しい処罰が待っていました。
しかし、相手が男性ですと罪にはなりませんでした。
僧侶も人間です、いくら厳しい修行をしても性欲は消せないこともあったのです。
そのためこのような店を利用する人もいました。

実際に陰間茶屋を利用する客は、武士と僧侶が多かったとされています。
このような時代背景もあり、現在よりもアナル文化はオープンだったという考えもあるのです。

話がアナルセックスに反れてしまいましたが、この時代にはすでに女性も男性もアナルオナニーをしていたようです。

張形というペニスの形に似せた、今の時代でいうディルドのような性具がありました。
江戸時代にはこの張形が一般に販売されて普及していました。
勃起力の低下したペニスの代わりに使用したり、女性が1人でオナニーする時に使ったり、もちろん男性はアナルに挿入し使っていたようです。
さらに時代を遡ると、飛鳥時代(西暦592~710年)なんて大昔から張形は存在していたという記録まであります。

このような事実を知ると、いつの時代もアナルで快感を求める男性は一定数いたと確認できますね。
大昔からドライオーガズムに達していた人がいたかまでは分かりません。
今でこそ医学も発達し、ドライオーガズムについて解明されてきましたが、昔からアナルで気持ち良くなれるということだけは体が分かっていたのでしょうね。

これから先もアナニーや前立腺マッサージの文化が無くなることはないでしょう。
そして、さらに画期的なアネロス製品が誕生するかもしれません。
前立腺マッサージ、アナニーについてはアネロス社にお任せください。
1人でも多くのお客様に、そしてあなたに、ドライオーガズムの素晴らしさを分かってもらえるのを心より願っております。