AV男優は立ってなんぼの厳しい世界

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『AV男優は立ってなんぼの厳しい世界』

 

 

僕は今まで風俗関係者以外に、

銀行員、医師、大学教授なども取材しているのだが、

やはりエロ関係の男たちが一番人柄がいい。

 

なぜなのかわからないのだが、

エロ出版社の編集者や官能小説家など、

エロに関わる男性は本当に優しい人が多いのである。

 

最近も相性のいいAV男優Aさんに出会った。

彼は専業で、この道10年のベテランだ。

AV男優のほとんどが他に職業を持っている「兼業」なのに対し、

男根一本で食べているなんてすごいと思った。

 

AV男優だけで食うということは、プロサッカー選手と同じくらい才能が必要だ。

それは女優に対しての気遣いの才能だ。

あまり知られていないが、撮影現場でAV女優はお姫様のように扱われる。

だから、みんな女優は勘違いして態度がでかい。

 

それに比べてAV男優は奴隷並みに扱われる。

今はバイアグラなどの勃起薬のおかげで、叱られる男優も少なくなったが、

もし現場で急性EDになったとき、女優の不機嫌さはハンパじゃない。

 

ある新人男優がフェラされても勃起せず、

「立ち待ち」と呼ばれる休憩をしていたとき、

「私の体が魅力的じゃないから立たないんでしょう!」

と陶器製の灰皿を投げつけたAV女優がいた。

その灰皿が取材中の僕の頭をかすめ、危うく大けがをするところだった。

 

もちろん、監督も不機嫌になる。

 

「何やってんだ!おまえ、プロだろう」

 

女優を立てる手前、よほどスター的な男優でもない限り、ひどく罵られる。

こんな現場を見ていたからこそ、今回出会ったAさんは恐れていた。

 

「村上さん、僕・・・なぜか立たなくなったんです」

 

こう相談されたのは取材の後、2人で飲みに行ったときだった。

 

「でも、勃起薬を使えば大丈夫でしょう?」

 

「ダメなんです。体に合わなくて薬を飲むと動悸がひどくなり、

パニック発作のような状態になる」

 

どうアドバイスしたらいいのか迷っていたが、アネロスの効用を思い出した。

 

「お尻に入れるのって、抵抗あります?」

 

「ないです。女優とアナルを掘り合う企画もやりましたから」

 

「だったら、『アネロス』とネットで検索して商品を購入してみてください。

EDにも効果があるんですよ。僕もこれで元気になりました。

MGXクラシックなどは小型で、初めての人にも安心です」

 

自分の体験はやはり説得力があるのか、彼は翌日には購入し、試したという。

もちろん、すぐに効果があるものではないが、徐々に効いて、

約4ヶ月で元通りの勃起力を取り戻したそうだ。

 

再び「男」を取り戻したとき「立った!立ったんです」とショートメールが届いた。

やはりAV男優は「立ってなんぼ」の世界なのだ。

不能だった間、彼は土木作業員として生活していたという。

 

「アネロスを紹介していただいて、本当にありがとうございました」

 

彼は最高の笑顔で僕に頭を深々と下げた。

見返りを期待せず、人のために何かをするのって本当に爽快なんだと感じた。